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「西洋思想の散歩道」
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No.1 2000.10.7
西洋思想の散歩道(第一回配信)
-A Promenade of Western Thought-
============= K.Wiseman,O.Mai著
◆◇「思想の世界」Vol.2◆◇Presented by K`s Community◆◇◆◇◆◇◆
読者のみなさんへ:
これからお届けするのは、現在の私たちのものの考え方が、いったいどこから来
て、これからどこへ行こうとしているかを探る、いわば、思想の源流を、ぶらぶ
らと散歩をするようにして探っていくものです。
現代人の精神活動は、多かれ少なかれ、西洋のものの考え方の影響を受けていま
す。それは西欧の土壌で育まれてきた科学技術と文化が、およそ300年の長き
に渡って世界を支配してきたからです。
特に、日本社会と日本人は明治維新と第二次世界大戦後の社会復興という歴史的
大転換を、西洋文明との接触、あるいは支配によって経験し、法や社会の構造的
基盤、教育、生活習慣やライフスタイルにまで、「西洋的なもの」を受け入れ、
浸透させてきた。それ故、意識的であれ、無意識的であれ、現代日本人のものの
考え方や感じ方の底流には、たとえ「東洋的なもの」の土壌の上であったとして
も、西洋のものの考え方が大きな河として流れているのです。
それ故、現代日本人の精神構造を探る時、西洋のものの考え方(西洋思想)を分
析することは重要な意味を持っている。加えて、日本人が持つ「東洋的なもの」
の故に、自らの「西洋的なもの」をある程度客観的に位置づけ、その問題点も明
白にすることが可能であり、それによって現代世界全体の問題点とその克服の道
を示すことも可能となります。
その意味で、ここでは、自らの思想の源流を探るという視点で、それぞれの問題
別に西洋思想を初めから検証し、新しい未来への思想の礎としたいと思っていま
す。
西洋思想は、大きく分ければ、ギリシャ思想とキリスト教、それに近代になり科
学的合理主義が加わり形成されてきました。しかし、ここでは、それらを単に古
代ギリシャ思想からはじめ て歴史的 に叙述していくのではなく、今の私たち
の問題を、宇宙(世界)と人間、社会と経 済、歴史、人間と倫理、知識と言語、
教育と家庭、愛と死、などの問題別に、それらが歴史 的のどのように考えられ
てきたかを見てみることから始めます。
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■「西洋思想の散歩道」,2000.10.7(第1回発行、以後毎週発行)
著者 :K.Wiseman, O.Mai
発行責任者 :K.Wiseman
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